2010年5月31日 星期一

源氏物語.早鶯

正月初一清晨,天空一碧如洗,不著一絲雲彩。尋常人家的牆腳,殘雪中不見嫩草抽芽。春天姍姍而來,萬物復甦,心情自然也就暢快了。人間天堂般的六條院,到了此時,更是春意盎然,生機勃勃,美最甚多。眾佳人所居各院,均被裝點一新,愈顯富麗堂皇。紫姬所居之春殿尤為突出:庭前幾樹飄香梅蕊,那香氣與簾內熏香融和,竟令人以為身在仙境,但又不如仙境淨土之莊嚴肅穆,可以恣意取樂,自在度日。

年立ちかへる朝の空のけしき、名残なく曇らぬうららかげさには、数ならぬ垣根のうちだに、雪間の草若やかに色づきはじめ、いつしかとけしきだつ霞に、木の芽もうちけぶり、おのづから人の心ものびらかにぞ見ゆるかし。まして、いとど玉を敷ける御前の、庭よりはじめ見所多く、磨きましたまへる御⋯⋯方々のありさま、まねびたてむも言の葉足るまじくなむ。

-- 源氏物語.早鶯 --

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